スピヴァック本だと、左右が使われている。
- 左錐 = 錐
- 右錐 = 余錐
関手レベルではなくて、圏レベルで錐を構成する。
- C◁ : Cの左錐=Cを底面とする錐、三角が左向き
- C▷ : Cの右錐=Cを底面とする余錐、三角が右向き
左右とも頂点を cone point〈錐点〉と呼んでいる。
- 左錐形状(◁印)の始対象は錐点である。
- 右錐形状(▷印)の終対象は錐点である。
圏に錐構成した圏、その圏からの関手の両方を錐とオーバーロードする。ヤバイ。
- 極限は左錐形状からの関手圏の終対象=左極限? 右カン拡張の特殊ケース
- 余極限は右錐形状からの関手圏の始対象=右極限? 左カン拡張の特殊ケース
圏の錐(左と右)からの関手=図式を固定して、それに対してスライス圏を構成する。スライス圏=錐の圏。オーバー圏/アンダー圏もスライス圏=錐関手圏の一種。
随伴系の二重圏 - 檜山正幸のキマイラ飼育記 (はてなBlog) より:
- 極限=逆極限=左根≒右カン拡張