関手インスティチューションと様々な圏

次の概念が識別されてないと曖昧模糊になる。

  • 具象圏のベース圏
  • モデルの圏(関手圏)のターゲット圏〈モデルのアビタベース〉
  • 関手インスティチューション〈functorial institution〉のアンビエント圏〈ターゲット圏のアビタ〉
  • 相対モナド(言語モナド)の余基礎圏(J:CDD)。

少し説明:

  • アビタベースとは、圏論的実体の所属する圏〈アビタ〉が具象圏のときのベース圏。
  • 関手インスティチューションとは、モデル Model[Σ] が、[ΣL, T]A で与えられるインスティチューション。Sen[Σ]は、指標の等式的部分を使って定義する。
  • 言語モナドLとは、指標の圏の上で定義された相対モナド。相対モナドの J:SD に現れるDが、相対モナドの余基礎圏〈余台圏〉。Sは相対モナドの基礎圏〈台圏〉。
  • ΣL := L(Σ)
  • L(Σ) と ターゲット圏T は同じ圏Aの対象となる。
  • 指標圏S上の相対モナドLの余基礎圏と、モデル達のアンビエント圏は一致してなくてはならない。
  • アンビエント圏=“ターゲット圏のアビタ”、アンビエント圏=“相対モナドの余基礎圏”

典型的記法: