続・基本概念

以下はすべて同じ概念の違う呼び名。

  1. 形式文法
  2. インターフェイス・モジュール
  3. 指標の圏の図式
  4. スピヴァックのアリーナ
  5. シェープのファミリー

射になるが、域・余域の呼び名は:

余域
形式文法 終端記号の集合 規則名の集合
インターフェイス・モジュール import/requireする型の集合 exportするインターフェイス名の集合
スピヴァックのアリーナ directionのラベル集合 positionの集合
シェープのファミリー シェープのpositionの集合 シェープのラベル集合

域、余域を集合でなくてグラフにして、さらに圏にもできる。そうなると:

余域
色々 記号/ラベルのグラフ 記号/ラベルのグラフ
指標の圏の図式 指標達のコネクティブのグラフ パッケージシェープ図式

「名前付き名前コンテナと名前のグラフ」が再帰的に出てくるようだ。その事例は:

  • インターフェイス・コンテナ
  • モジュール・コンテナ
  • パッケージ・コンテナ

もう一度表にまとめると:

スピヴァック流 ラベル カローラ アリーナ
形式文法 記号 文法規則 文法
プログラミング 名前 宣言 インターフェイス
プログラミング 名前 インターフェイス パッケージ

とりあえず、「スロット付きシェープの集合+スロットラベルの集合+シェープラベルの集合」で構成されるものをスキーマと呼ぶ。スキーマを射とする圏がでいるが、次の関手がある。

  • スキーマ達 × 文書空間ファミリー達 → 文書空間達

スキーマに対して、エルブラン/タルスキー/リンデンバウム構成を行う。また、基本構成素からの原始帰納的射と帰納的射を定義して圏を作る。その圏は閉圏になるだろう。