ツリー文書

A = (A, ・, ε) はアクセッサのモノイドとaする。このモノイドは無限でもいいメンバー抽出演算子記号〈member extraction operator symbol〉からの自由半群。集合 X は、文書コレクション、つまり、親の文書空間の部分空間。

文書コレクション X + {⊥} にモノイドが作用している。作用を . で書く。≦ は接頭辞順序。

  1. For α, β∈A, x∈X, (x.α).β = x.(α・β)
  2. x∈X, x.ε = x
  3. For α, β∈A, x∈X, α ≦ β, x.β ≠ ⊥ ⇒ x.α ≠ ⊥
  4. For α∈A, ⊥.α = ⊥

以上がツリー文書の定義。

同じ親文書空間と同じアクセッサモノイドを持つツリー文書は圏をなすだろう。

ツリー文書とハイパー文書をちゃんと定義できれば文書処理は捗るだろう。文書空間と文書コレクションが肝だな。

アクセッサ=ロケーター は i#α の形で、i は文書ID、αはツリーアクセッサで、iは不透明な識別子。iはツリー文書を識別する。

ハイパー文書は、i#α の形のロケーターを解決するメカニズムを持つ。RDFトリプルは、(i#α, p, j#β) で与えることができる。

ハイパーリンクは、インタードキュメント・アクセッサ。ただし、イントラドキュメントとインタードキュメントの境界線は曖昧。