データスキーマ、関係スキーマ、スキーマライブラリ、検索と制約

  1. デジタルリソースだけを考える。デジタルリソースはデジタルオブジェクトと同義とする。
  2. 名前付きオブジェクトと無名〈匿名〉オブジェクトとプレースホルダー〈変数 | ブランクリソース〉に分類する。
  3. オブジェクトと部分オブジェクトがある。部分オブジェクトはパート/ポーション/フラグメントと呼ぶ。
  4. ほとんどのオブジェクトに位置と範囲がある。
  5. 範囲で部分オブジェクトを特定、抽出、参照できる。
  6. 「名前で言及する」「名前が出現する」の意味論は多様。分類が必要。
  7. <a href=, rel=, type=>, <img src=, type=>, <script src=, type=> は参考になる。
  8. 埋め込みオブジェクトは、audio, canvas, iframe, img, math, object, svg, video など。objectは意味不明だが。
  9. データスキーマは、外延としてデータ空間を定義する。データに対する条件と考えられる。$`x\models \Sigma`$ が基本。
  10. 関係スキーマつうと、RDBのスキーマのようだが、そういうわけではない。プロパティグラフモデルで、辺プロパティとなるデータを定義する。形式上はデータスキーマと何ら変わらないが、目的が「関係性の記述」。aタグのrel属性に関係スキーマの名前〈関係型の名前〉を書く。
  11. 検索式と制約式〈条件式〉は同じ、検索言語と制約言語も同じ。用途が違うだけ。
  12. 名前を付けたスキーマの集まりがスキーマライブラリ、またはボキャブラリー。
  13. 参照を含む型を定義するのがハイパースキーマ。
  14. ハイパースキーマでハイパーオブジェクトが定義される。
  15. ハイパーオブジェクトの集まりがハイパーコレクション。
  16. ハイパーコレクションには内部リンクと外部リンクがある。
  17. Alice knows Bob as friend since 2005 のような関係〈レコード〉は、プロパティグラフで表すほうが自然。
  18. knowsのスキーマは関係スキーマ。