ブリットの構造と解釈

ハブセットを備えたハイパーコレクションがブリット。ハブセットはノード=ハイパーオブジェクトの集合で、ブリット全体がそこから可達となるもの。

ブリット内にはオリジナルコンテンツと生成済みコンテンツ〈generated contents〉が入っている。生成済みコンテンツは、生成可能コンテンツ〈generable contents〉のキャッシュである。生成済みコンテンツはキャッシュにすぎないので、いつでも再生成可能。

生成可能とは、関数による処理で関数値として返ること。前もって、使える関数が決まってないと「生成可能」は意味がない。

表現形出版物は、原稿だけを含むので生成可能コンテンツは含まない。ビルダーが生成可能コンテンツを生成してキャッシュとして保存する。キャッシュではあるが、通常はコンテンツとして扱われる。欠損するとマズいと思われている。

ブリットは結局、何が生成可能か(逆に、何がオリジナルか)を決めて、生成する関数のレパートリーも決めること。キャッシュである生成済みコンテンツも含めて文書型を定義すること。

生成する関数は、原則的にセレクト&フィルで書けるもの。