方針:
- 普及した既存技術〈already existing popular/common technology〉のみを使う。
- 技術者にとっては日常的なツール〈tools for daily use〉のみを使う。
- 徐々に〈gradually〉精密化〈refinement〉できるようにする。
- 労力とメリットの判断(損得勘定)が各自で出来る。
別な方針として:
- 伝統的紙メディアの構造や手法を尊重する。
- 商業出版でも利用可能とする。
概念:
ひとつのアイテム空間と、幾つかのトークン空間を考える。それぞれの空間には、それぞれの構造がある。アイテム空間のアイテムには、なんらかの型ボキャブラリーにより型付けする。型ボキャブラリーの型名空間と、それに付随するプロパティ名空間も出版物のトークン空間となる。
アイテム空間と各種トークン空間のあいだの関係達の総体(レコードの集合)はプロパティグラフとなるので、これを出版物グラフと呼ぶ(RDFグラフの意味でのグラフ)。出版物グラフを一種の生成系〈指標〉と考えて、それから生成される自由代数がある。その代数は、関係圏に色々な構造を付け足したものだろう。
いったん、出版物代数(圏様構造)が定義できれば、そのなかの計算でなんとかなる。