リー微分の扱いがひどすぎる

とあるテキストによると:

  •  {\mathcal L}_\xi v := lim_{\epsilon \to 0} \frac{v(P + \epsilon\xi) - v(P)}{\epsilon}

ウーム、、、これで誰が分かるのか?

とりあえず、点Pは多様体上の点だから、それを書けば:

  •  ({\mathcal L}_\xi v)(P) := lim_{\epsilon \to 0} \frac{v(P + \epsilon\xi) - v(P)}{\epsilon}

分子の  v(P + \epsilon\xi) - v(P) が意味不明。詳しく言えば:

  •  P + \epsilon\xi  とは何か? このたし算はいったいなんだ?
  • 引き算はなんだ?

要するに、たし算記号/引き算記号という見慣れた記号に曖昧性を押し付けている。よくあるやり口だが、これはダメ。絶対ダメ。

いずれちゃんとした定義を書く。

[追記]とあるテキスト:

URLから察するに、一般相対性理論のキリングベクトル場の説明なのだろう。コース全体は:

より新しいのは:

著者は:

[/追記]