コンテキストと組織化原理

  • 単に「コンテキスト」は混合コンテキスト
  • 純コンテキスト=宣言コンテキスト
  • 混合コンテキスト=宣言と定義のリスト
  • 定義は、宣言(x:A)と割り当て(x:=t)のペア
  • シーケントは三種類: 判断シーケント、事実シーケント、質問シーケント
  • 判断シーケントは、コンテキスト〈前提〉〈premises〉、結論命題〈conclusion proposition〉、証拠からなる。
  • 事実シーケントは、コンテキスト〈前提〉、結論命題からなる。
  • 質問シーケントは、コンテキスト〈前提〉、ターゲット命題からなる。
  • シーケントの前提は宣言コンテキスト〈純コンテキスト〉に限る。定義は環境コンテキストに入れる。

混合コンテキスト原理

  • 混合コンテキストと、判断の列は同値である。互いに相互変換できる。

パック/アンパック原理

  • 判断シーケントは、混合コンテキスト内に、宣言と割り当てのペアとしてパックできる。
  • 混合コンテキスト内のパックされた定義を、判断シーケントまたは事実シーケントとしてアンパックして取り出すことができる。

宣言コンテキスト、混合コンテキスト、判断・事実・質問の概念で整理された。

  1. 宣言コンテキストは指標として使える。
  2. 判断は単一ターゲットの手続きである。判断の証拠は、手続きのボディである。
  3. 事実はプロファイルである。
  4. 一般の手続きは多判断となる。
  5. 環境コンテキスト(混合コンテキストが許される)と多判断の集まりが組織化を与える。
  6. さらにステージの入れ子構造で構造化できる。
  7. 入れ子のステージとシーケントから構成されるフレームの時間的遷移系列としてムービーができる。
  8. 出現する名前〈ラベル〉は名前空間階層と別名機構〈openコマンド〉、名前登録(別な名前空間に別名を作成する)で制御する。
  9. シリアライズと散文化〈prosify〉でムービーをテキストドキュメントにする。