ゲーデル化とエミュレーションの用語・記法

これを「ウソ記事」と呼ぶ。最近の用語法と比較。

ウソ記事 最近
Prop(LL) LL-Sentence
命題 閉論理式, 論理文
Formula(LL) LL-Formula
Proof(LL) LL-ProofReazoning
Prog(PL) PL-Program
集合D 集合D
Compile 使わない
Code Encode, g
Exec Run
【-】 〚-〛


プログラミングシステムにおいて、1プレース(プレースホルダー変数が1つ)のプログラムPが正常終了して、値rを結果とすることを、

  • ExecM(P, d) ↓= a

と書く。

演繹システムにおいて、1プレースの述語論理式Aが証明されることを、

  • ProveS(A, d) ↓= R

と書く。Rは証明リーズニング図。

特定のP, dに対して次の性質を持つAが欲しい。

  • ExecM(P, d) ↓= true (⇒) ProveS(A, d) ↓= R

さらに、

  1. PからAは具体的に構成可能である。構成手続きをTとして、A = T(P) と書く。
  2. PとdからRは具体的に構成可能である。

一方で、

  • Prove0S(A) ↓= R (⇒) ExecM(P, g(A)) ↓= true

となるPも存在するとする。

  • Prove0S(A) ↓= R (⇒) ExecM(P, g(A)) ↓= true (⇒) ProveS(T(P), g(A)) ↓

T(P) を provable-0 とする。provable-1(x, y) := provable0(x[y]) などで、provable-k も定義できる。provable-kは、kプレースの述語論理式が、k個の実データで埋めて証明可能であること。



一般法則を一般的に証明することと、一般法則の個別事例を個別的に確認することはまったく違う。要求される能力がまったく違う。その違いは外部から見れば明らかなんだが、なかなか区別しにくいのかも知れない。