PIとコメントの問題

  • PIは処理に対するヒント/設定やメタデータとして機能する可能性がある。ゾーン分割=色分けのとき、PIノードをどの名前空間(色)に振り分けるかがわからない。
  • コメントノードも同様。コメントアウトに使われると、スプライシングで復活したりする。
  • 時代的に後だが、「コメント内にRDFメタデータを入れよう」とかろくでもないことを言い出す人がいて、実際にそれが行われてしまった。この場合、文書の一部として重要な情報がコメント内に記述されることになる。RDFXML構文で書かれているので、コメントノード内のテキストデータをパーズしてDOMツリーにする必要がある。が、コメントノード内にメタデータがあるかどうかは、スキャン&推測〈scan and guess〉しかない。
  • 我々にとって、テキストノード(PIノード、コメントノード含める)内のスキャン&推測は非常に嫌な作業で、文書内の意味のある情報は要素として書いてほしい。
  • コメントノードをアンコメンティング(スプライシング)するときがほんとに嫌で、メタデータ/ヒントが一切ないので、確信が持てないスキャン&推測で処理するしかない。
  • PIターゲット名は、修飾されてない短い名前で、登録機関もない。それでディスパッチするのはリスキー。確信が持てるのは <?xml くらい。
  • <?foo xmlns="http://example.com/PI/foo" データ > <?ns:foo xmlns:ns="http://example.com/PI/foo" データ > として欲しかった。
  • 確信のあるディスパッチ〈confident dispatch〉(選択、決定)をしたかった。
  • だから、過激な名前空間推進派だった。