人々がしがちな事、苦手な事

  1. 命題が提示されると、提示されただけで真、または提示されただけで偽と即断しがち。真偽不明だと保留するのは苦手。
  2. 見た目上の相関があると、必然的相関だと考えがち。偶然的相関〈疑似相関〉だと考えるのは苦手。→ http://tylervigen.com/spurious-correlations
  3. 必然的相関があると、因果関係だと考えがち。原因・結果ではないと考えるのは苦手。
  4. 対応に方向性があると、時間方向、空間方向、データ処理方向などに結び付けがち。時間・空間・処理手順などとは別な方向性/独立した方向性を考えるのは苦手。
  5. 現象とその現象のモデル〈定式化〉を同一視または混同しがち。ちゃんと区別するのは苦手。
  6. 記号と記号の意味を同一視または混同しがち。ちゃんと区別するのは苦手。
  7. 関数に慣れていても、部分関数や非決定性関数は苦手。
  8. 役割(役柄)と実体(正体)を混同しがち。実体を見ないで役柄だけで議論するのが苦手。