ビューイングにはいいが、CRUD操作は満足にできないので、生のgitコマンドを叩くことになる。tigキーバインドと生コマンドラインが混じるので、中途半端で良いソフトウェアとは言い難い。ビューイング〈閲覧 | インスペクト〉専用と考えたほうがストレスがないだろう。親子スプリットウィンドウのUIは秀逸だと思う。
ビューの種類:
- メインビュー(起動時)
- sキーでステータスビュー
- ステータスビューで項目(ファイル)選択し Enter でファイル差分ビュー(親子スプリットペイン)
- 他のビューでmキーでメインビュー。
- メインビューで項目(コミット)選択し、Enter でコミット差分ビュー(親子スプリットペイン)
- rキーで参照ビュー
- メインビューで項目(コミット)選択し、tキーでツリービュー CUIファイラーの雰囲気になる
- Rキーで任意の画面を更新
- ツリービューで項目(ファイル)選択し、bキーでブレイムビュー〈blame view〉。ファイルの各行ごとのコミット履歴を確認することができる。
オペレーション:
- ステータスビューで項目選択し uキーでステージング
- ブランチの作成は通常のgitコマンド、:キーでコマンド実行可能。
- 参照ビューで項目(ブランチ)選択し、!キーを押すと本当に削除するかY/Nで聞かれるので,yキーを押してブランチ削除。
- 参照ビューで項目(ブランチ)選択し、Cキーでチェックアウト。
ビューをアプリケーション状態と考えると、状態遷移をトリガーするアクション(キー)は次にようになる。
- m : メインビューに遷移
- s : 状態ビューに遷移
- r : 参照ビューに遷移
- q : 履歴に関してひとつ前のビューに戻る、スプリットのときはスプリットを閉じる
引数=選択項目を持つアクション:
- メインビュー コミット t : コミットのツリービュー
- ステータスビュー ファイル Enter : ファイル差分ビュー(親子スプリットペイン)
- メインビュー コミット Enter : コミット差分ビュー(親子スプリットペイン)
親子スプリットウィンドウ
- 親側のカーソル移動は ^n, ^p
- 子側のカーソル移動は j, k
- 非常に使いやすい。
追記: スタッシュビューつうのがあるらしい。https://qiita.com/y-tsutsu/items/98fc75b8814c99619cf4 参照。