添字の用法は7種類以上

  1. インデックス:  x^{i\,j}_k = x[i, j/k]
  2. インデックス部分適用:  x^{i}_k = x[i, -/k]
  3. 型注釈:  x^{i\, j}_k \Leftrightarrow  x:V \to W\otimes W
  4. 縮約:  x^{i\, j}_k y^k
  5. オーバーロード解決  \delta^j_i, \; \delta_{i\,j},\; \delta^{i\, j}
  6. オペレータ:  x^{i\, j\, k} \mapsto x^{\beta\, \gamma\, \alpha},\: T_{[2\; 3\; 1]}(x)
  7. 関連する略記:  \langle i |\circ x = x^i, \: x^t = t^{-1}\circ x \circ t
  8. 無関係:  a^2, \: x^{-1}, \: A^{T}, \: f^\ast 二乗、逆、転置、双対

δのオーバーロード解決は、内積があればそのまま合理化できるが、内積がないときは、なんとマーカーをオーバーロードする。「オーバーロード解決用の目印をオーバーロードする」という凄まじさ。

インデックス用法でのアインシュタイン規約は、型注釈の縮約表現と区別が付かない。オペレータとしては、置換オペレータ、対称化オペレータ、交代化オペレータなど。

ラムダ記法、適用書式付きラムダ記法、無名変数簡易ラムダ記法を使えば、かなりスッキリする。

上付き・下付き添字をマジに考えたら頭痛がした - 檜山正幸のキマイラ飼育記 (はてなBlog)も参照。