[追記]概より緩〈relaxed〉がいいかも[/追記]
Xは標準ボレル空間として、
- Π(X) : X上の有限測度〈有界測度〉の全体、ベクトル錐〈半体上の半ベクトル空間〉
- Π=1(X) : X上の確率測度の全体、凸代数〈凸空間〉
- Π≦1(X) : X上の劣確率測度の全体、凸代数〈凸空間〉+ [0, 1]上の相対効果代数
関手
- X Π(X) 概ジリィ関手
- X Π=1(X) ジリィ関手
- X Π≦1(X) 劣ジリィ関手
測度的積分核
- X→Π(X) は、概マルコフ核
- X→Π=1(X) は、マルコフ核
- X→Π≦1(X) は、劣マルコフ核
SBorel上に、SBorelStock, SBorelSubStock, SBorelAlmStockができて、デルタ埋め込み関手も定義できる。
- δ:SBorel→SBorelAlmStock
- δ:SBorel→SBorelStock
- δ:SBorel→SBorelSubStock
ドバーカット〈Doberkat〉の逆転〈converse〉、ドールクゥイスト〈Dahlqvist〉の反転〈inversion〉をこの枠組で考える。反転は、ベクトル錐の双対錐とペアリング、錐の線形作用素理論を使って定式化したい。