ラムダ図

ラムダ図は、ラムダノードとワイヤーからなる。

  • ラムダノードは三角または台形で描く。
  • ノードに接合するワイヤーには、入力ワイヤー(0本以上)、ラムダワイヤー(0本以上)、出力ワイヤー(1本だけ)がある。ラムダノードは逆行ワイヤーとして描く。
  • ワイヤーは型と名前を持てる。型は必須、名前は適宜。
  • ラムダノードへの操作は:
    • ラムダ抽象
    • 右引数評価、左引数評価
    • 同一入力ならペアリング
    • 同一出力ならコペアリング
    • ワイヤーへの名前付け
    • スパイダリング=ワイヤー組み換え

デカルト閉復圏がラムダ図〈ラムダハウス〉の代数に埋め込まれる。ラムダノード/ラムダ図の代数がラムダ計算。ラムダノード=ラムダ項の表現で、自由変数が入力ワイヤー、ラムダ引数がラムダワイヤー、出力ワイヤーが項の出力型。ラムダノードの内部構造が定義式。

ラムダノードのワイヤーは無名でもよくて、番号で識別できる。入力ワイヤーは左から右、ラムダワイヤーは右から左に番号つける。背景圏/背景復圏との関係が重要。

論理では、入力ワイヤーが仮説〈hypothesis〉、入力ワイヤーリスト〈ケーブル〉がコンテキスト、出力ワイヤーが結論/ターゲット、ラムダワイヤーが仮定〈assumption〉となる。が、この用語法は守られない。他に環境=予備知識がある。