コンパクト閉圏とテレオロジー圏と双対構造

よくある二項対立的分類:

  • クライアント vs サーバー
  • 生産者 vs 消費者
  • 送信側〈sender〉 vs 受信側〈receiver〉
  • 順行〈順方向〉 vs 逆行〈逆方向〉
  • 内部 vs 外部

変わった分類:

  • エージェント vs 環境
  • データ vs 反データ
  • 電子 vs 陽電子

電子と陽電子が出てきたので、以下、電荷について。

電荷と荷電は同義と思ってもいいが、運用上の違いはあるようだ。https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13186508138 YAHOO でもまともな良回答:

電荷はある物質が持っている電気の量のことで、荷電は電荷を持っている状態を示す言葉で、帯電とほぼ同義です。
例えば、α線はヘリウム4の原子核ですが、周りに電子をまとっていないため、+2の正電荷を持っています。このような電荷を持った粒子を荷電粒子と呼びます。ちなみに電子も荷電粒子の一種です。
荷電するという使い方もしますが、これは帯電するや電荷を得ると似たようなものです。

英語で言うならば、
電荷はelectrical chargeで名詞ですが、荷電は形容詞的にelectrically charged + ◯◯と使用されることが多いです(◯◯には適当な名詞)。

同義語としての説明 https://www.weblio.jp/content/%E8%8D%B7%E9%9B%BB

電荷(でんか、英語: electric charge)は、粒子や物体が帯びている電気の量であり、また電磁場から受ける作用の大きさを規定する物理量である。 荷電ともいう。 計量法体系においては電気量と呼ぶ。 電荷の量は電荷量と言い、電荷量のことを単に「電荷」と呼んだり、電荷を持つ粒子のことを電荷と呼ぶこともある。

次の運用が無難そうだ。

  • 電荷=電気量=測れる量
  • 荷電は形容詞的に使う。charged ◯◯

双対性の場合は構造と恣意的決定の区別が難しい。

  • 双対ペア: 構造
  • 双対パートナー: 構造
  • ◯◯は☓☓の双対である: 微妙
  • 主要、原、プライマル〈primal | primary〉: 恣意的

それと、極性割り当て規約〈polarity assignment convention〉

  • 生産者(電池)規約: 出力にプラス、入力にマイナス
  • 消費者(豆電球)規約: 入力にプラス、出力にマイナス
  • エージェント規約: 出力にプラス、入力にマイナス
  • 環境規約: 入力にプラス、出力にマイナス

厳密対合的双対を持つ圏で考えると、次のことが関連している。

  • ノードへの役割指定(例:サーバーかクライアントか、生産者か消費者か)
  • ポートへの極性割り当て
  • ワイヤーへの向き付け〈向き割り当て〉
  • ワイヤーへの型ラベリング(主要型か双対型か)
  • ノードがソリッドかスロットか