リリースのディビジョン構造
ひとつのディビジョンは次のものからなる。
- メタデータとエキストラデータ(エキストラデータは style, script など)
- テキストブロックまたはテキストスパン(blobオブジェクトの一部分)
ディビジョンはどれかのblobオブジェクトに属する。blob全体もディビジョンとなる。
ディビジョンの集合に構造を与えるのが構造化ノード〈structuring node〉:
- 順次リスト
- 無順序リスト
- 選択リスト
構造化ノードにもメタデータ+エキストラデータを付けられる。
全体をまとめのが、パッケージのリリースノード〈releaseオブジェクト〉。
参照解決系〈リゾルバ〉
文書内の参照語句を渡して、参照先ディビジョンのフルURLを返すソフトウェア。また、参照先ディビジョンのコンテンツを返すこともできる。
ディビジョン
- セクション
- ::: ブロックコンテナ
- {{ }} ラインコンテナ
- ``` ブロックコンテナ
- $$ ブロックコンテナ
- > ブロックコンテナ
ディビジョンの種類ごとに、メタデータとエキストラデータの仕様を WebIDL で記述する。
ディビジョンはラベル付き項目〈labeled items〉を内部に持っていて、ラベル〈名前〉により公開している。ディビジョンは常に名前空間として機能している。