ハイパーコレクションの定式化

JSONオブジェクト型の別な言い方は依存ディクショナリ型。依存ディクショナリ型のあいだに型階層がある。それは伴意関係による順序。

モノの宇宙〈論域〉があり、宇宙の部分集合としての集合(RDFではクラスと呼びたいのだろう)がある。その集合〈クラス〉をベースに多関係の多圏を作れる。射は多関係だが、関係テンソルと呼ぶほうが分かりやすい。関係テンソルはプロファイルを持つが、それはバンチシーケントになる。

関係テンソルに名付けをするが、その名前も構造的名前で依存ディクショナリ型のデータ。

  • 名付け: 依存ディクショナリ型データ |→ 関係テンソル
  • 関係テンソルは二部レコードの集合
  • 関係が二項関係のときはプロパティグラフ
  • 一般には、プロパティ高次グラフ

関係テンソルへの名付け自体も関係テンソルとして定義できる。これが二項関係がトリプルになった事情。

関係テンソルからなるホムセットやホムセットの部分集合も単なる集合とみなせる。この“みなし”がレイフィケーション。レイフィケーションはクォーティングとも呼ぶ。

関係テンソルに様々な意味をあたえるために名付けをする。名前に意味を込めたいから。言語学的モデル理論ぽい感じもする。