セオリーのラダーの構造

階層的世界のレイヤー0がハッキリしてきた(0-指標=集合の内包的記法 ! - (新) 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編参照)ので、自分の世界観(世界観と世界の中心線 - (新) 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編参照)に確信がわいた。

セオリーは世界のなかにラダーを作る。ラダーがセオリーそのものだと言ってもいい。セオリーのラダーの構造を記述するために、ラダーの構成素のあいだの相互関係を記号化しておく。

レイヤー k+1  Σ'   C'     A'

レイヤー k    Σ    C      A
略式プロファイル 関係の名称
TP:Σ→Σ' the-parent-of
TS:A→Σ' the-signature-of
TC:A→C' the-class-of
TA:A→A' the-ambient-of
TMS:Σ→C, Σ'→C' the-models-of
TC:C→A, C'→A' the-carrier-of
AM:Σ'→A a-model-of
AI:C'→A an-instance-of, an-object-of

次の関係がある。

  • the-class-of(an-instance-of x) = x
  • the-signature-of(a-model-of x) = x

メタ関係を次のように定義するが、一様な定義ではないことに注意。

  • the-metasignature-of x := the-parent-of(the-signature-of x)
  • the-metaambient-of x := the-ambient-of(the-ambientof x)
  • the-metaclass-of x := the-class-of(the-ambientof x)

レイヤーkに居る存在物〈スタッフ〉Σ, C, A はk-圏(またはk-コンピュータッド)である。k-圏の対象である(k-1)圏をk-集合と呼ぶ。レイヤーkのk-圏は、レイヤーk+1の(k+1)-圏の対象となるので、(k+1)-集合でもある。指標により構造が与えられているので、

  • レイヤーkのk-圏は、構造付き(k+1)-集合=(k+1)-代数である。
  • レイヤー2の2-圏は、構造付き3-集合=3-代数である。
  • レイヤー1の1-圏は、構造付き2-集合=2-代数である。
  • レイヤー0の0-圏は、構造付き1-集合=1-代数である。
  • レイヤー(-1)の(-1)-圏は、構造付き0-集合=0-代数である。