アイリーン〈ILean〉

Ireneではない。ideal Lean 理想化Lean。

Lean ILean 圏論 論理
A→B→C A B → C [A, B → C] A⊃B⊃C or A∧B⊃C
(a:A)(b:B):C A B ⇒ C A, B → C A, B → C
f (a:A)(b:B):C f (A B) ⇒ C f: A, B → C f: A, B → C
(a:A)(b:B)⊢ C A B ⊢? C - -
f:A → B f ()⇒A→B f:ε → [A→B] f: → A⊃B

注:ターンスタイルは U+22A2 'RIGHT TAC'

檜山標準 Lean 圏論 論理
含意 含意=関数型 指数=内部ホム 含意
アサーション 定義ヘッド? プロファイル シーケント
リクエス ゴール - -

同義語:

  1. 含意、条件法〈conditional〉
  2. アサーションジャッジメント、条件付きアサーション
  3. リクエスト、クエリー、要求〈requirement〉、責務〈オブリゲーション|義務〉
  4. アサーション/リクエストのソース、コンテキスト、仮定、前提、
  5. アサーション/リクエストのターゲット、結論、帰結

問題点:

標準形が定まらない、次の形式がある。

  1. 一般復射形式: A1, ..., An → B in MultiProp
  2. 射形式: A → B in MultiProp
  3. ポイント形式: ε → B in MultiProp
  4. 対象型式: B∈Obj(MultiProp) = Obj(Prop)

さらに、

  1. 一般復射形式と射形式の区別はあまり必要ではないかも。
  2. ポイント形式と対象型式が区別されない。これは弊害がある。
  3. 一般復射 → 射 → ポイント は、包含縮小の関係にあるが、ポイントから対象へのところでギャップがある。
  4. 他に、フルカリー化形式と、そうでない形式がある。
  5. 仮定のリスト(コンテキストの一種)があるとき、それを連言解釈するか、含意解釈するか、の問題もある。A, B → C を A∧B → C、→ A∧B⊃C、A → B⊃C、→ A⊃(B⊃C)

ほんとに基本的な部分が曖昧にされたままだから、教育は難しい。