Breaking Gentzen's bad habit

区別しない習慣が悪い癖。

連言リストと選言リストの区別

連言リストと選言リストは明確に分かるようにする。

  • 連言リスト ∧(A, B, C)
  • 選言リスト ∨(A, B, C)

または、

  • 連言リスト (A, B, C)
  • 選言リスト (A | B | C)

単元リストと空リストのとき区別できない。単元リストはいいのだが、

  • 連言リスト ∧() \cong (true) = (T)
  • 選言リスト ∨() \cong (false) = (⊥)

別な表記として、

  • Π(A, B, C)
  • Σ(A, B, C)

連言リストと選言リストをインデックス記法で書く。

  • i(Ai)
  • i(Ai)

あるいは、

  • Πi(Ai)
  • Σi(Ai)

あるいは、

  • i(Ai)
  • i(Ai)

論域={インデックス | インデキシング}セット を明示すると:

  • ∧i∈I.Ai、 Πi∈I.Ai、 ∀i∈I.Ai
  • ∨i∈I.Ai、 Σi∈I.Ai、 ∃i∈I.Ai

引数を丸括弧にして、

  • ∧i∈I.A(i)、 Πi∈I.A(i)、 ∀i∈I.A(i)
  • ∨i∈I.A(i)、 Σi∈I.A(i)、 ∃i∈I.A(i)
アサーションとリクエストの区別
  • アサーションシーケント: Γ →! B または Γ ⇒! B または Γ |-! B
  • リクエストシーケント: Γ →? B または Γ ⇒? B または Γ |-? B

もっとちゃんと書けば:

  • アサーションシーケント: f:: Γ |-! E:B
    • fはアサーション名=定理名
    • Γはコンテキスト=前提〈仮定〉
    • Eは証拠式=証明
    • Bは帰結〈結論〉
  • リクエストシーケント: f:: Γ |-? _:B
    • fはリクエスト名=予想名=問題名=ゴール名
    • Γはコンテキスト=前提〈仮定〉
    • _ はプレースホルダ
    • Bはターゲット
証明とリーズニングの区別

これは後日書く。