書き換え=置換

広義の項書き換え系について考えている。書き換えと置換〈substitution〉は区別しなくていいだろう。とりあえず、3種類の書き換え=置換がある。

  1. 関数項置換: 変数/リテラルをリーフとし、関数記号をノードとする構文木において、部分木(リーフノードも、ツリー全体も含む)を、他の木で置き換える。
  2. 命題項置換: 原子論理式〈アトム〉をリーフとし、論理記号をノードとする構文木において、部分木(リーフノードも、ツリー全体も含む)を、他の木で置き換える。
  3. バンチ置換: 論理式をリーフとし、構造構成子記号をノードとする構文木において、部分木(リーフノードも、ツリー全体も含む)を、他の木で置き換える。

関数項置換、命題項置換、バンチ置換の上に、導出の書き換え=リーズニング、リーズニングの書き換え=メタリーズニング が構成される。

置換のなかで可逆・双方向なものを、等値置換(関数項のとき)、同値置換(命題項/バンチのとき)と呼ぶ。