モデル構造の公理と弱いバージョン

条件(公理)が意外と多いな。

  • 完備性と余完備性: 有限完備・余完備じゃなくて、任意の小さい図式が極限・余極限を持つことを要求している。この時点でけっこう厳しい条件だ。これは守れないなー。
  • 弱同地/ファイブレーション/コファイブレーションのクラスが、レトラクト関係で安定〈stable〉、または閉じてている〈closed〉。レトラクト関係が本質的だが、レトラクト射の族なりレトラクト関係が公理的に与えられてるわけじゃなくて、具体的な関係。
  • 弱同値の2-out-of-3法則〈三中ニ律〉。これはまー、そんなもんかという感じ。たぶん守れる。
  • 因子分解系の存在: たぶん守れる。

(余)完備性とレトラクト概念は、一般的な話。

と、これを書いている最中に次を見つけた。

モデル構造を弱くしているらしい。弱い(厳しくない)構造のほうがありがたい。読んでみるか。