状態述語随伴とインスティチューション

プログラムfを状態変換子とみたものを f*、プログラムfを述語換子とみたものを f* とすると:

  • < x | f*(q)> = < f*(x) | q>

が成立するのではないか、これはインスティチューションの充足関係

  • x |= f*(q) ⇔ f*(x) |= q

と同じではないか。つまり、

  • 状態変換子としてのプログラム=モデル・リダクト関手
  • 述語変換子としてのプログラム=文・翻訳関手

さらに、ポイントとコポイントの特殊ケースとして値と述語を定義できるだろう。まず、

  • 圏の対象Xに対して、X-ポイント=Xからの射
  • 圏の対象Xに対して、X-コポイント=Xへの射

とすると、

  • 値=1-ポイント
  • 述語=2-コポイント

値と状態は同じこと。確率的な状況では、値=状態=確率分布 となる。