セオリーが拡散した事情

  • 定義1: 論理式の集合(生成系)
  • 定義2: 演繹閉な論理式の集合(順序閉包)
  • 定義3: 証明〈推論規則〉の集合(生成系)
  • 定義4: リーズニング閉な証明〈推論規則〉の集合(リーズニング閉包=圏)
  • 定義5: 生成系を持つ圏
  • 定義5': 指標〈生成系〉を持つ圏

また、

  • 定義6: 定理の集合
  • 定義6': 名前に対する証明の割当の集合
  • 定義7: 証明記述言語の構文モナドのクライスリ射
  • 定義8: クライスリ射のクライスリ拡張である関手

定義5'と定義8では、圏と関手の違いがあるので、統合は無理。セオリー圏とセオリー関手とでも呼び分けるしかない。

  • セオリー圏: 生成系〈指標 | コンピュータッド〉を持つ圏。生成器は構文モナド
  • セオリー関手: 構文モナドのクライスリ射のクライスリ拡張として得られた関手。