これまたグロタンディーク起源らしいが、http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/EMIS/journals/AM/09-4/roger.pdf に何気なくちょっと書いてあった代数的微分作用素〈algebraic differential operator〉。
Aは階付き可換代数とする。次数〈階数 degree | grade〉rで位数kの代数的微分作用素の定義は、位数に関する帰納的定義で行う。
位数 = k = 0 のとき
つまり位数0の微分作用素とは掛け算作用素、可換なので左掛け算と右掛け算は気にしなくていい。
が定義されているとして、位数 k + 1 の微分作用素は
この定義、けっこう凄いよな。ライプニッツ則の系列 ができて、そのあいだの関係式を書き下せる。
追記:あっ、これってゲルステンハーバー括弧だな。