概念の変遷、よくあるパターン

  1. 元の概念(例:多様体)
  2. そこからはみ出した概念(例:境界を考える)
  3. 2つの排他的概念(例:境界無し、境界あり)
  4. 元の概念の再確認(例: 境界無し)
  5. 統合した概念(例:境界があってもなくてもよい)

実例 1:

  1. 多様体
  2. 境界付き多様体
  3. 多様体と境界付き多様体
  4. 境界無し多様体
  5. 広義の多様体

実例 2:

  1. パンダ
  2. ジャイアントパンダ
  3. パンダとジャイアントパンダ
  4. レッサーパンダ
  5. 広義のパンダ = パンダ

実例 3:

  1. 集合
  2. 大きな集合
  3. 集合と大きな集合
  4. 小さな集合
  5. 広義の集合 = クラス

注意:

  • 元の概念と統合した概念が同名になりがち
  • 統合した概念と拡張した排他的概念が同名になりがち
  • 元の概念、統合した概念、拡張した排他的概念が同名になることもある。パンダの呼び名が歴史的に累積されるとそうなる。
  • 呼び名で概念を区別できると思うほうが間違っている。