区別できない症候群

  1. 名前〈記号〉とモノを区別できない。a と [​[a]​] (スコットブラケット)で区別する。
  2. 命題と主張を区別できない。P と |- P で区別する。
  3. 要素と集合を区別できない。a ∈ A で区別する。
  4. 内包と外延を区別できない。A = {x∈A | P(x)} で区別する。
  5. 所属と包含を区別できない。a∈A、A⊆B で区別する。
  6. 変数と固有名を区別できない。フォントを変えるなど。
  7. 具体物と具体物の固有名と、具体物のクラスに対する一般名/代名詞としての変数の区別がつかない。
  8. 要素とラベルを区別できない。構造のラベルはラベルの集合の要素ではあるが、構造の要素とは言えない。
  9. 関数と関数値を区別できない。f と f(a) で区別する。
  10. モノの構造内での役割と、モノ自体の特徴〈性質〉を区別できない。ただし、役割もモノの性質だと言えば、そうではある。扱いは難しい。