ダイナミック・オルグとエージェントと関与

エージェントは次を持つ:

  • 個体ID: 生成、消滅がある。
  • 現在の状態: 状態は変化する
  • ロケーション: ロケーションは変わるかも知れない
  • 関与宣言
    • 要求宣言 require {feature | associate }
    • 提供宣言 provide feature

エージェントは、いわゆるクラスのインスタンスであってもいいし、無クラス〈unclassed〉でもよい。無クラスでも、それ自身のインターフェースは必ず持つ。

「オルグ」は organization のことで組織体・連合体。幾つかのエージェント達で構成される。各自が関与宣言を持ったエージェント達が、どうやってオルグ〈org〉を形成するのか? それが問題。

オルグ形成に関係する概念は:

  • 他のエージェントへの参照
  • ロケーション〈アドレス〉やロール〈ポジション | タイトル〉への参照
  • 型・インターフェース付きのポート、エージェントへの参照ではなくて、エージェントの仕様への参照。
  • イプシロン選択、スコレム関数
  • 入れ子構造
  • import/export, expose, hide, public/private, hidden, advertise/discovery, search | retrieval | finding
  • labeled items : ラベル〈名前〉を持った存在物で、名前が公開されることがある。

構成したオルグは再びエージェントとみなすことができて、関与宣言を持つ。

あとは、変容という概念、変容を支える時間をどう定式化するか? だな。