論理的体系のマクロな構造とその学習は、リーズニングゲームで行う。リーズニングゲームは、背景知識/背景スキル〈コマンドセット〉を提供するグリモワ〈仏: grimoire | 魔導書〉と、ゲーム・ストーリーからなる。ゲームストーリーはパッケージとして流通単位になる。
一方、論理的体系のミクロ構造は証明モーションで提示される。証明モーションはステージの状態遷移の記録で再生ができる。
リーズニングゲームのストーリーシナリオは、プランドステージのコレクションと、シナリオスクリプトで構成される。プランドステージは前もって静的に準備されたステージで、コンテキスト/スキル/質問がプリセットされている。
ストーリーには複数の入り口と複数の出口があるかも知れない。ステージの状態遷移グラフのパスをクエストと呼ぶ。シナリオスクリプトはクエストの集合を定義する。プレイヤーは必ずしも準備されたクエストをたどるとは限らず、シナリオにないパスをたどる可能性と自由がある。
グリモワの記述とステージ/ストーリーの記述は同一の記述言語で行う。