ケリー/マックレーン・ブロックの事例

  • X = {a, b, c, d, e}
  • A = {a, b, c}
  • B = {a}
  • C = {a, b, d}
  • D = {d, e}

{A, B, C, D} は、X の被覆。

  • 要素 a は被覆多重度 3
  • 要素 b は被覆多重度 2
  • 要素 c は被覆多重度 1
  • 要素 d は被覆多重度 2
  • 要素 e は被覆多重度 1

X の被覆 {A, B, C, D} は既約〈reduced〉ではない。包含関係 B ⊆ A が在るので。B を取り除くと、既約被覆 {A, C, D} が得られる。

有限集合の被覆は、自然ジョインを持つデータベーススキーマのモデルとなる。次の図で描ける。

  1. 入れ子ベン図
  2. ドット付きケリー/マックレーン・グラフ
  3. ドット付き小円板ワイヤリング図
  4. 半グラフ