本気のお絵描き理論

次の2つが長いが気合が入った論説だ。ストリング図/回路図を使いまくった量子っぽい理論。

↑タイトルがいまいち分かりにくい。triptych〈トリプティック〉は三面鏡に似た宗教画/祭壇のようなものらしい。プロセス理論は、オックスフォード量子組の絵図主義的応用圏論のこと。最近は「プロセス理論」という言葉を使っているようだ。

*1

↑著者はルシアン・アーディ(フランス語だからHは読まない)。アーディ(ハーディじゃないと思う)さんは思弁的傾向のある物理学者だが、回路図(=ストリング図)の使い手でもある。より短いバージョンは↓

あと補助的に:

  • Title: Reconstructing quantum theory from diagrammatic postulates
  • Authors: John H. Selby, Carlo Maria Scandolo, Bob Coecke
  • Pages: 42p
  • URL: https://arxiv.org/abs/1802.00367