X, Y∈Der(A)、f, g∈A のような記号を使う。X:A→A で、ライプニッツ法則を満たす。
微分適用Dとリー括弧Lは、
- D:Der(A)×A→A, D(X, f)∈A
- L:Der(A)×Der(A)→Der(A), L(X, Y)∈Der(A)
一般に、f:A×B→C が二項演算のとき、
- f = f(-, -)
- 右カリー化 f∩(-) = f(-):A→[B, C]
- 左カリー化 ∩f(-) = f(-):B→[A, C]
と約束する。つまり、
- f∩(a) = fa ∈[B, C]
- ∩f(b) = fb ∈[A, C]
この約束のもとで、
さらに、
- ∩D = D(-) = d
- ∩L = L(-) = ℓ
と書くことにする。
[追記]
左カリー化、右カリー化、反カリー化以外に、次の同型が使われる。
可換環Aを書かなければ:
] という同型写像を と書くことにすると、
通常これを、
と書いてしまう。
[/追記]