これは!? ゲルファンド変換の分析

ゲルファンド変換は複数あったようだ。これは、意外に大発見かもしれない。

 v  :R →V ベクトル
 ----------------------------- ゲルファンド化
 v^ :V*→R 双対空間の形式


  a :V*→R 双対空間の形式
 ------------------------------ 反ゲルファンド化
  `a: R→V ベクトル


  f : V → R 形式
 ------------------------------- コード化(エンコード)
  f': R → V* 双対空間のベクトル


  f : R → V* 双対空間のベクトル
 ------------------------------- 反コード化(デコード)
  f : V → R 形式


  v  :R →V ベクトル Ж : V→V** ゲルファンド変換
 ------------------------------------ ゲルファンド変換前送り
  v^' : R → V** 二重双対空間のベクトル

キモは、ベクトル/コベクトル/形式/余形式の区別。

  • vが型Vのベクトル ⇔ v:R→V
  • wが型Vのコベクトル ⇔ w:R→V*
  • fが型Vの形式 ⇔ a:V→R
  • αが型Vの余形式 ⇔ α:V*→R

さらに

  • ゲルファンド対応: Vのベクトル←→Vの余形式 (圏論コンビネータ
  • コード対応: Vの形式←→Vのコベクトル (圏論コンビネータ
  • ゲルファンド変換 ЖV:V→V** in C (内部の射)

随伴系/メイトの理論とも比較せよ!

[追記]ЖVで表されるゲルファンド変換(同型射) ЖV:V→V** と、圏論コンビネータであるゲルファンド化と反ゲルファンド化があり、区別する必要がある。

  • ゲルファンド化 (-)#: C(R, V) → C(V*, R)
  • 反ゲルファンド化 (-): C(V*, R) → C(R, V)

ゲルファンド変換は、圏C内の同型射、ゲルファンド化/反ゲルファンド化はホムセット間の写像であるコンビネータ

この違いが曖昧だった。この違いは本質的!
[/追記]