CP〈Categorical Pictorial〉線形代数

用語・記号の変更

  • 双対空間 → パートナー空間
  • ¬V は、Vのパートナー空間
  • V* は、Vのフォーム空間、ホム空間と考える。
  • V* は、Vのポインター空間、ホム空間と考える。
  • fの双対は双対のままだが、対偶〈contraposition〉、転置〈transposition〉、メイトとも呼ぶ。
  • f*は使わない。
  • インデックス付き基底 → 基底
  • 基底 → 直接基底

様々なコンビネータを使う。

コンビネータ 飾り文字 つづり名
ポインター化〈pointerization〉 上付きチルダ(格上げ)(-)~ Ptr
要素化〈elmentization〉 下付きチルダ(格下げ)(-)~ Elm
線形拡張〈linear extension〉 上付きダラー(モナド拡張)(-)$ LExt
双対化〈dualization〉 上付きチェック (-) Dual
相反化〈reciprocalization〉 上付きシャープ (-)# BRecip, MRecp
線形化〈lenearlizatio〉 上付き L(モナド拡張)(-)L Lin
  • BRecip = basis recip
  • MRecip = morphism recip

相反化が難しい。

  • 相反化は基底〈インデックス付き基底〉に対して作用する。
  • 結果は、パートナー空間の基底である。
  • 相反化基底の線形拡張をコフレームと呼ぶ。
  • コフレームは、フレームの双対の逆になる。フレームとコフレームの関係も相反と呼ぶ。
  • コフレームの定義に使う双対ペアはデカルトユークリッド内積ペアとする。
  • 可逆射に対しては、双対、逆、相反の三種類のコンビネータ〈オペレータ〉が作用する。
  • 基底に対する相反基底と可逆射に対する相反射は別物だが、言葉はオーバーロードされている。
  • 基底〈インデックス付き基底〉には相反基底〈インデックス付き基底〉が一意に取れて、それがパートナー空間の基底〈インデックス付き基底〉になることが最も重要。

等式

  • f∨ ∨ = f
  • f∨ -1 = f-1 ∨
  • 基底 a に対して、a# $ = a$ ∨ -1 = a$ -1 ∨
  • (-)$ に対するモナド等式、関手は R(-)、ηA が単位。