ベクトル微分系 | 対数微分系 | |
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基礎系 | 体K (R or C) | 群G |
構造層 | K-可換環層A | G-群層G |
微分層 | Ω | ΩLA(G) |
微分演算子 | d:A→Ω | ∂:G→ΩLA(G |
積の微分法則:
ベクトル微分系 (X, A, Ω, d) 上には、ベクトル層の共変微分∇が載る。対数微分系 (X, A, Ω, G, ∂) 上には、主層の対数共変微分Dが載る。共変微分を持つベクトル層を接続付きベクトル層、対数共変微分を持つ主層を接続付き主層と呼ぶ。
(X, A, Ω, d) 上の接続付きベクトル層と、(X, A, Ω, G, ∂) 上の共変微分付き主層は1:1に対応する。具体的な対応は、被覆Uに対する0-コサイクルと1-コサイクルによって記述する。
ベクトル層の自明化(=局所フレーム表示)をベクトルゲージ、主層の自明化を主ゲージと呼ぶ。ベクトル・ゲージは、n(バンドルの階数)個のセクションのタプル、主ゲージは、1個だけのセクション。
- チャート=局所自明化=局所フレーム=ゲージ
- 反チャート=反曲自明化=局所反フレーム=反ゲージ
局所コフレームは、双対空間(余ベクトルバンドル)のフレームのこと。