ゲージ理論関係の課題

基本概念を明確するのはやはり大事。

  • ゲージ変換とは何か?

このとき、

  • アクティブ変換とパッシブ変換の区別
  • 底固定バンドル射と底可変バンドル射の区別
  • ゲージ関数とヤコビ・ペアと一般のバンドル同型の区別

底固定のバンドル自己同型と、底が可逆であるバンドル同型は違う。後者では、群ではなくて亜群が構成される。

パッシブ変換がゲージ変換だとは思うが、アクティブ変換もゲージ変換と呼んでいいのか?

  • ゲージ自由度とは何か?

自由度=選択肢と考えると、ゲージ自由度の空間はゲージの空間となる。ゲージの空間とゲージ変換はどう関係するのか?

  • ゲージ対称性とは何か?

次の言葉達は同義語か差異があるか?

  • {ゲージ | フレーム | 座標}{対称性 | 同変性 | 不変性 | 非依存性 | 独立性 | 無差別性}

このなかで、無差別性〈indifference〉はパッシブ変換について言っている気がする。

バンドルに対して接続を入れて:

  • 接続の記述がゲージの選び方によらない。
  • なにかが接続の取り方によらない。

これらはまったく別なことだ。上の話がゲージ無差別性/ゲージ非依存性だ。下は接続非依存性だが、何かいい例がないか?

接続に対する態度としては、

  • 接続そのものを調べる。対象物が接続。
  • 接続を使って何かをする(例: 微分計算をする)。接続は道具の一部。