Tenjinが目指すのはコンポジショナル・ドキュメンテーション。
- モジュラーである。抽象的モジュールを記述と呼ぶ。
- CD圏の意味で結合とテンソル積ができる。
- 指標=生成系で定義される自由CD圏がある。
- 自由CD圏の射は文書の論理的アウトライン=リーディング・ナビゲーション・グラフとなる。
- 指標に対するモデル/部分モデルが原稿記事群
- ツールとして、コンパイラー、ベリファイア、リンカー、ローダーが必要。
- ローダーは実行環境により異なる。リンカーが記事から書籍を作る。
- ベリファイアはアウトラインと文書(アウトラインのモデル)の整合性をチェックする。
とりあえず「記述の自由CD圏」をちゃんと定義する。この圏の対象を語彙目録〈lexicon〉と呼ぶ。抽象化すれば、語彙目録は有限集合に過ぎないが、自由CD圏の文脈では有限集合を語彙目録と呼ぶ。
語彙目録に出現するキーを語彙トークン〈lexical token〉と呼ぶ。語彙トークンをキーにして、その語=トークンの“意味”を引ける。引いて得られる意味記述を語彙記載項目〈lexical entry〉と呼ぶ。語彙トークン → 語彙記載項目 というマッピング/解決するメカニズム〈エンジン〉が必要だ。語彙解決エンジン〈lexical resolution engine〉と言える。