トレース付き圏と両側テレオロジー圏

トレース付き圏の公理を次のように名付ける。

  1. バニシング
  2. バンドリング (通常はバニシング 2)
  3. タイトニング
  4. スライディング
  5. ヤンキング
  6. スーパーポージング

テレオロジー圏のトートロジー射の公理は:

  1. バニシング(単位な残余は消える)
  2. バンドリング(2つの残余はまとめられる)
  3. タイトニング(残余をずらしてよい)
  4. スライディング(残余にそって射を移動させてよい)

両側テレオロジー圏では、上の4つの公理を左右に要求してさらに、

  1. ヤンキング(上下)
  2. オーバーラッピング(トートロジー射と余トートロジー射を互いに交差・貫入させてよい)
  3. ムービング(ループはどこに移動してもよい)

全部列挙すると:

  1. バニシング(左右)
  2. バンドリング(左右)
  3. タイトニング(左右)
  4. スライディング(左右)
  5. ヤンキング(上下)
  6. オーバーラッピング
  7. ムービング

全部で12個の公理系。

ミーリーマシンとムーアマシンの同値性は証明できる。