- リスト/タプル囲み括弧(具体データ構成子記号/型項構成子記号の一部と考える)
- 引数囲み括弧(評価演算の二項演算子記号の一部と考える)
- 演算の優先度括弧(パーズツリーに影響する)
- まとまり括弧(パーズツリーに影響しない)
規則と注意
- 引数囲み括弧とリスト/タプル囲み括弧が重なると省略される傾向がある。例: $`f( (a, b)), f(a, b)`$
- 引数囲み括弧と演算の優先度括弧は区別つかないことがある。例: $`h(i + j)`$
- 引数囲み+評価を次の記号で表すと良い。$`(\cdots)\triangleright, \triangleleft(\cdots)`$
- 単項リストは識別しにくい。
- 単項リストはポインティング写像である。$`\mathrm{List}_1(X) = X^1 = X^{\bf 1} = \mathrm{Map}({\bf 1}, X)`$
- 裸の要素と単項リストの区別は、要素とポインティング写像の区別である。$`X \cong \mathrm{Map}({\bf 1}, X)`$
- 引数囲み括弧の代わりの記法は山ほどある。