前層/層が役に立つのは、タチの良い前層/層にはグロタンディーク六演算が備わっているからだろう。六演算の一つでも役に立つ!
バンドル射も層射も、
- イントラ・バンドル射とインター・バンドル射がある。
- イントラ層射とインター層射がある。
「イントラ」のほうをデフォルトにする。
バンドル射の場合は、イントラバンドル射は簡単に作れるが、インターバンドル射は難しい。それに対して、インター層射は比較的に簡単に作れる。それと言うのも、層の前送り〈順像〉と引き戻し〈逆像〉が(多くの場合)作れるから。
バンドルという概念は、ある意味不完全で、基本的な層を定義する手段として位置付けるのがいいのかも知れない。バンドルで表現できる層もあるし、バンドルでは表現できない層もある。バンドルで表現できない層も重要だから、バンドルに拘るのは良くないかも知れない。