これは、recomendation = enabling specification 。ソフトウェア開発で培われた技法を、文書の執筆・編集・編成・出版にも適用する。結果として、Web上に体系化された文献群〈literature〉を実現する。
関与者の役割
関与者〈参加者 | participant〉の役割:主要なものは
- 著者〈author, creator〉
- 編者〈arranger〉編纂、編成〈arramgement | assemble〉を行う人、内容には手を付けない。
他に、スタッフ側で:
- 編集者〈editor〉
- 校正者〈proofreader〉
- 監修者〈supervisor〉
- ディレクター〈director〉
読者側で:
- 貢献者〈contributorr〉
- レビュアー〈reviewer〉
ビルダー
成果物を出版物〈publication〉と呼ぶ。ただし、出版物が何であるかは規定しない。出版物を生成するソフトウェアや人をビルダーと呼ぶ。ソフトウェアの場合はビルドツール。
ビルダーは、著者が準備した記事〈articles〉と編者が準備した出版物編成記述〈publication arrangement description | PAD | パッド〉を入力として出版物を生成する。
- 記事の集まり〈articles〉+PAD → 出版物〈publication〉 by ビルダー
出版物の論理構造は、エントリーの構造化集合〈structured collection of entries〉になっている。エントリーは、記事、記事のセクション、または記事達の連接〈concatenation〉のどれかである。エントリーを構造的に集約〈aggregate〉する手段は:
- 集合〈set〉
- 順序リスト〈sequence〉
- 無順序リスト〈all entries〉
- 選択肢〈alternatives〉
- 省略可能〈optional〉
- 親子関係〈parent-children〉
リンク
出版物は、論理的には、ヘビーなリンクを持ち Linked Data である。リンクを分類すると:
- 参照リンクとナビゲーションリンク: 参照リンクは著者が書いたリンク。目的がナビゲーションでも、形式的に参照リンクと呼ぶ。ナビゲーションリンクは、編者がPADを通して設定したリンク。
- 内部リンクと外部リンク: 内部リンクは出版物内へのリンク。外部リンクは出版物の外のなにかへのリンク。
- リンクは、ソース領域からターゲット領域への型付きエッジ。領域は曖昧な言い方をしているが、たいていはディビジョンだと思ってよい。
- ソース領域内にソースアンカーがあり、アンカー内容〈アンカーテキスト〉がある。
- 外部リンクを外部リンク・テーブルにまとめて、テーブルのレコードへの内部リンクがいいかも知れない。
- 辞書、または内部リンク・テーブルは、内部リンクを中継する。テーブルレコードへの参照を、適切なディビジョンへの参照に解決する。
- リンクテーブル〈リンク辞書〉は、それ自体が文書の一部になり得るが、リンクの中継と解決を行う。
- 内部リンクターゲットには、すべてバックリンクリストを持たせる。参照カウンタを統計情報とする。
- 索引、図表一覧、定義・定理索引、用語集、参考文献一覧などは、リンクテーブルとして実現できる。
- 型付きブロックを抜き出して、ナビゲーション構造を与えることができる。
- tranditional publication structure 以外の方法でリンクを使った構造化をすることができる。
ラベリングとタギング
ToBeDescibed