E3 はR3と同型なアフィン空間で、大域座標を持つ多様体。内積も持つのでリーマン多様体。座標は、内積を保存する大域線形座標を使うが、それでも座標の選び方は多様性がある。
- ユークリッド座標: E3→R3
- ユークリッド・ホロノーム座標: TE3→R3×R3
- ユークリッド・フレーム: E3×R3→TE3
- ユークリッド運動群: Aut(E3) アフィン構造を持つ計量空間と準同型の圏におけるAut群
- ユークリッド・ゲージ: TE3→E3×R3 ユークリッド・フレームの逆
曲面は、E3の部分集合〈点集合〉だと考える。付点曲面〈pointed surface〉とは、曲面 S と一点 p の対 (S, p) 。
付点曲面 (S, p), (S', p') の局所同型は、pのユークリッド近傍 U⊆E3, p'のユークリッド近傍 U' があり、ユークリッド運動 m によって、m(p) = p', m(S∩U) = S'∩U', S∩U と S'∩U' は(集合として)同型 となること。
ユークリッド空間E3内の付点曲面は、この同型によって分類されて、その同型類は局所曲面と呼ぶ。
ジャームレベルで分類すると、無限小局所曲面になる。
このテの議論は、同値関係、同値分類、同値類、代表元 の枠組みで考えないと混乱する。