多義語

原子 vs 複合

同義語・類義語: 基本、組み込み、ビルトイン、単純、アトミック、原子{的}?、プリミティブ、原始{的}?、既約、分解不能、素、生成{的}? 同義語・類義語 英語: basic, builtin, simple, atomic, primitive, reduced, irreducible, indecomposable, prime…

マイナス記号

負号 単項演算子(足し算の逆〈反対〉を取る、反数演算の記号) 二項演算子(反数との和) 負号としてのマイナス記号はなくてもいい。が、負数はリテラル表記できなくなる。 二項演算子記号もなくてもいいが、煩雑になる。

用語ペアの関係性

関係性は: 同義〈同一〉である。 排他的である。 包含的である。 所属的である。 同型である。 埋入的である。 その他。 言語の基本: 国、地域、(人の)集団、文脈、状況、場面などで意味と用法が変わる。例: (単項式, 多項式) (数, 単項式) (数, 式) (…

否定の接頭辞、拡張的形容詞

排他的否定、拡張的否定、制限的否定 - (新) 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編 否定の接頭辞 un -- undecidable, uncurry 決定不能、反カリー in -- incomplete 不完全 non -- non-commutative 非可換 i -- irrational, irrelevant 無理数、無関連 de -- dec…

対角公式、抽象シグマ代数

次のどうってない公式が、実は重要だと気付いた。 For A, B⊆X, Δ-1(A×B) = A∩B (対角公式) 積事象が、A×B か A∩B かが不明なのは、この公式で同一視しているからだろう。A, B を可測空間Xの事象〈可測集合〉(シグマ代数の要素)だとして考えると次の可換…

条件付け〈conditioning〉の3つの意味

同義語 同時 = 積空間上の 例:同時分布 = 積空間上の分岐 = 積空間上の測度 周辺 = 積空間の因子空間上の 条件付け〈conditioning〉/条件付き確率とは: 同時確率分布を、周辺事象で条件付けて、周辺確率分布を作ること。そうやって作った周辺確率分布…

基本概念の対応関係:確率、分布、積事象

確率の話 有限集合の話 測度論 全事象 有限集合 X 集合 X (暗黙) ベキ集合 Pow(X) シグマ集合代数 ΣX (暗黙) (暗黙) 測度空間 (X, ΣX) 事象 Xの部分集合 A∈Pow(X) 可測集合 A∈ΣX 確率 確率加法的関数 μ 確率測度 μ 同義語と省略 分布 = 測度 例:質量分布 …

マルコフ圏の射

マルコフ圏と統合確率論 - (新) 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編 で出した語を正規表現でまとめる。ゴルブツォフの用語も追加。 {stochastic | probabilistic} {map | mapping | kernel | relation | matrix} Markov {kernel | matrix} transition {probabi…

排他的否定、拡張的否定、制限的否定

「非」、「不」、"un", "in", "non-" などの否定の接頭辞の用法: 大きい集合=非小集合、非ハウスドルフ空間、不連続関数、非コンパクト集合などは排他的否定になる。 非可換環は、可換環の拡張概念になる。 非確率的写像は、確率的写像の制限概念になる。…

STEMコミュニケーション論

STEMコミュニケーション論は「わかりにくさ」の研究だが、わかりにくさの原因が伝達手段/言語的コミュニケーション側にある場合を対象にする。個別的な現象を列挙すると: 形式的意味、心理的意味、辞書的意味の三者の乖離や相互干渉 辞書的意味=自然言語…

notation clash

衝突は、collision, conflict, clash がある。同じ記法が意図せずに複数の意味で使われるとき、notation {collision | conflict | clash} と呼ぶ。記法衝突〈notation clash〉が一番良さそう。

確定性と非確定性

可能性 確率 決定性 確定性 非決定性 非確定性 ↑は、名詞にも形容詞にも使う。 確定性〈certain | definite | distinct〉(形容詞)の同義語: 非確率的、非ランダム、クリスプ、シャープ、クリアー 非確定性〈uncertain | {un | in}definite | {un | in}dis…

導分、微分の使い分け

微分射、ライプニッツ射、導分、共変微分 - (新) 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編 の続き。相対可換環 Φ/K (Kは体)があるとして、DerK(Φ) = Der(Φ/K) は可換環の導分で、Kはゼロにするもの。導分はこの意味で使うのがいいかもしれない。XとYが(Φ/K)-加群…

乱用の分類 構造・構成素の乱用、同型・等値の乱用

構造・構成素の乱用は、一番よくやるやつ。M = (M, *, e) とか。コジュール接続だと: E = (E, S, ∇) where S = Γ(E) S = (E, S, ∇) ∇ = (E, S, ∇) 名前付き順序付きタプルを使って、 X = {v-bundle: E, sec-space, deriv: ∇} とすれば、 X.v-bundle = E X.s…

添字の用法は7種類以上

インデックス: インデックス部分適用: 型注釈: 縮約: オーバーロード解決 オペレータ: 関連する略記: 無関係: 二乗、逆、転置、双対 δのオーバーロード解決は、内積があればそのまま合理化できるが、内積がないときは、なんとマーカーをオーバーロー…

続・乱用の分析

記号の乱用の分析 - (新) 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編の続き。典型的な乱用は次の2種類だと思う。 部分・全体の乱用: 構造の一部をもって全体を代表させる。あるいは、全体を一部としても使う。例: G = (G, *, e) オーバーロードの乱用: 推定可能な…

記号の乱用の分析

省略 : 書くべき情報を書かない。文脈から省略された情報は補う。 別名 短縮別名 別表記 : 別な書き方を準備するだけ。 乱用 乱用オーバーロード : 辻褄は合わない。オーバーロード解決が必要。 基底に伴う相反写像 の例: ΞとΩが双対ペアで、ΞΩ = (Ξ, Ω, …

ガーッ! 形式体系だった!!

微分幾何計算は、形式体系とその意味論を使えば良かったのだ。灯台下暗し! なぜに気付かない。こんなときは、自分の頭を殴りたくなる。型記号 Vector Scalar Covector 型演算 × (-)n 定数記号 ∂i : Vector ωi : Covector ∂ : Vectorm ω : Covectorm πi : Sc…

雑多な覚え書き

digit, numeral (number form), number は違う。 f(x) が標準だが、f x、x.f、(x)f、x f も使われている。 f;g と gf の違いは単なる書き方の違いと理解する。反図式順はアラビア語/ヘブライ語と同じ書字方向なだけ。 「;」と「」を構造的に違うと解釈する…

OOP vs. FP 用語のズレ

OOP = Object-Oriented Programming, FP = Functional Programming OOP風 FP風 インターフェイス 型クラス クラス 型インスタンス=型 インスタンス=オブジェクト 値 型クラス/型インスタンスの「型」を省略すると: OOP風 FP風 インターフェイス クラス …

部分という言葉

日本語 英語 部分関数 partial function 偏微分 partial derivative 部分集合 subset 劣調和関数 subharmonic function

上付きアスタリスク

クリーネスター 双対ベクトル空間/双対線形写像 引き戻し(色々あるが、例えば、関数による関数の引き戻し) 双対性〈duality〉を定義する自己反変関手 一般的な反変関手の略記

同義語・類義語

関数、写像、演算{子}?、作用{素}?、変換、{値}?割り当て、インデックス族、対応

類義語と標準用語 同義語集約

車輪の同時発明/再発明 目眩がする - (新) 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編の続きほぼ同義語: 指標 型クラス インターフェイス スキーマ 型コンテキスト 仕様 公理系 セオリー・インターフェイス 構造体型 (OBJ系)モジュール 型コンテキスト コンセプト…

車輪の同時発明/再発明 目眩がする

なんというバカバカしさ、なんという無駄、なんという浪費! ラムダ計算 インスティチューション 型理論 型コンテキスト 指標 型前提(域側) 大きなラムダ式 クライスリ指標射 型判断(シーケント) 大きなラムダ計算 指標圏の計算 型証明計算 レコード(値…

ノルの新用語/新定義

ノルが2004年に書いた、 Title: [3] Updating The Non-Linear Field Theories of Mechanics (2004) URL: http://www.math.cmu.edu/~wn0g/FC.pdf で40年前の著書のリバイス案を書いている。Bが(ノルの用語で)連続物体系〈continuous body system〉、Sが(ア…

かぶる記号 に追加

かぶる記号 - (保存用) 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編 Σにリーマン面を追加: 総和のΣ アルファベットのΣ 指標のΣ シーケントのΣ(Γ, Δなどと共に用いられる) n次対称群はΣn 種数gのりーマン面 Σg Δに単体を追加: ラプラシアン 対角{集合 | 写像} シー…

商と因子と剰余

商環〈quotient ring〉 剰余環〈factor ring〉、剰余類環〈residue class ring〉 factor ringは、直訳すると因子環だが、フォン・ノンマン環のfactorを因子環と呼ぶこともある。商体は分数体で、局所化の一種、イデアルによる商環とは違う。商環は、合同関係…

色々と困る

SQL 純粋リレーショナル 檜山 update modification update ? update mutation ちなみに、modificationは圏論の2-transforだし。 SQL 純粋リレーショナル 檜山 table relation table relationship - relation 代数/論理的なモデルに関しては SQL 純粋リレー…

ドメイン

圏論のドメイン ドメイン理論のドメイン ドメイン付きクリーネ代数のドメイン データベースのドメイン 回避案 圏論のドメイン/コドメイン → ソース/ターゲット ドメイン理論のドメイン → (なし) ドメイン付きクリーネ代数のドメイン → 制限〈restriction〉…